写真でつづる流山の道 流山発見;看板

写真でつづる流山の道

流山市内の道をすべて歩きました。道すがら目にしたものを写真で紹介します。流山市限定ですが、他の場所に共通するテーマもあるでしょう。あなたの地元を歩いてみませんか。

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流山発見;看板

この看板を作る時,どういうやりとりがあったのか想像すると,日本語の表記方法にも及ぶことがわかる。
2014_0627_131025-DSC05337.jpg
「美容室」であることは理解できる。問題は右上から読むか,左下から読むか,だ。日本語の縦書きでは右の行から左の行へと書き進める。その際に,行頭の一字だけで一行とする書き方,すなわち「一行書き」をすれば,よく目にする「右から読む読み方」となる。私の子どもの頃,『こばた(小旗)』という雑誌があった(と思う)。それが右から書かれていたのだが,学校では左から読むように教わっていたので,『たばこ』と読めることに困惑したことを思い出す。
縦書きでは右上→左下,横書き[一行書き]では右→左,それと通常の横書き(英語と同じ)では左→右,この3通りの書き方があるのだ。これに英語や算用数字が加わると,縦書きの場合,英語と数字の部分を90°立てて日本語の中に埋め込むということもする。なんとも便利というか乱暴というか,思い切った書き方をするものだ。右から横書きにするのはアラビア語だけだろうが,日本語のこの自由さはきっと外国人には驚きと困惑を引き起こすだろう。「こねこ(子猫)」や「トマト」や「やおや」ならごまかせる。


2014_0501_115443-IMG_20140501_115444.jpg
旧称東武野田線の駅でこんな掲示を見た。
『開拓地名スタンプ&クイズラリー』とある。6月1日で締め切られました。〝開拓〟という歴史を感じさせる言葉と,スタンプラリーやクイズラリーという今はやりの言葉がどういうつながりか,と思ったら,新京成と東武鉄道のすごくマジメナイベントなのだ。
答はわかりますか?
答:(上から順に)富・和向台・咲・豊季・香・
これらの地名は,明治初期,東京[江戸]の窮民を救うための施策が行われ,千葉県内の牧(まき)を中心として〝開拓地〟をつくり,農業をさせようとした土地の名前です。何もない土地で,農業の経験もない人たちが,苦難を乗り越えて開拓していった所なのです。開拓の順番に名前を付けようと,最初の土地に「初」を付けて,なおかつ元気が出る良い意味の佳字を当てて「富(はつとみ)」としました。二番目は「和(ふたわ)」,三番目は「咲(みさき)」,四番目は「豊季(とよしき)」,これは〝豊かな四季〟という意味ですね。五番目は「香」,六番目は「実」,七番目は「栄(ななえ)」,八番目は「街(やちまた)」,九番目は「美上(くみあげ)」,十番目は「倉(とくら)」,十一番目は「十余一(とよいち)」,これは〝十あまり一〟すなわち〝10プラス1〟の意味。十二番目は「十余二(とよふた)」,十三番目は「十余三(とよみ)」,・・・ひとまずここで終わったようです。地図を見ると他にも数字を使った地名がありますが,ここでの〝開拓民〟との関わりは不勉強でわかりません。
参考書:青木更吉著「「東京新田」を歩く・東京窮民の下総開墾」(崙(ろん)書房)
     青木更吉著「下総開墾を歩く・「東京新田」その後」(崙(ろん)書房)


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  1. 2014/07/07(月) 08:07:02|
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